|  | 中国料理の献立としては前菜・料理・スープ・点心の順に供され、焼売は点心に含まれます。
 中国の食事は昼と夕の2回ですが朝と3時と夜の3回を軽い食事としておもに点心を食べます。
昔は大宴会の際に料理の数が多くて途中で席を変えて行われ、次の席が整うまで別室にて茶と点心をとりました。この形式が現代の宴席の後半や最後の料理の前、あるいは最後にだされる
 ようになりました。
 
| ☆点心について |  
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| 点心は軽食や軽いお菓子にあたり、甘くない塩味のものを総称して咸点心、
  甘い味のものを甜点心といいます。 
 
 
 
| シェンテンシン 咸点心
 | ・・・ | 炒飯、おかゆ、麺類、春巻き、肉まんなど |  
			    | ティエンテンシン 甜点心
 | ・・・ | アーモンドクッキー、あん入り白玉団子のごま揚げ、 |  |  |  | 蒸しカステラ、杏仁豆腐 |  | 材料(4人分) 
			
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                ・焼売の皮…1袋(24個分) 
                ・豚ひき肉…250g 
                ・玉ねぎ…150g 
                ・片栗粉…大さじ2 
┏ゆで竹の子…50g 
┃干ししいたけ(もどす)…2枚 
┗酒・しょうゆ・オイスターソース…各小さじ1
 
| A | ┏ | 砂糖…小さじ1 |  
| ┃ | 塩…小さじ1/3 |  
| ┗ | しょうゆ…小さじ1 |  
・ごま油…小さじ1
 
【つけ汁】 
┏しょうゆ…小さじ4 
┃酢…小さじ2 
┗練り辛子…小さじ1/2~1
                 |  |  作り方 
			
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					| ① | 干ししいたけは水につけて戻し、軸をとってみじん切り、たけのこはみじん切りにし、しょうゆ、酒、オイスターソース各小さじ1で下味をつける。 |  |  |  
			  
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                 |  | ※干ししいたけは沢山の水で戻すと味がぬけてしまうので、ボウルで戻す時は表面をラップで覆い、又はビニール袋に入れて空気を抜いて口をとじると少ない水でも戻すことができます。 |  |  
			
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					| ② | 玉ねぎはみじん切りにし、ふきんに包み、 水気を固く絞る。
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					| ④ | ひき肉とAの調味料を加えよく混ぜる。 |  
                |  | ※ひき肉は粘りがでるまで混ぜ、具材を入れてからは均一に混ざるくらいでよいでしょう。 |  |  
			  
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					| ⑤ | 玉ねぎ、干ししいたけ、竹の子を加え混ぜ合わせ、ごま油を加え24等分する。 |  |  
			
			
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					| ⑥ | 左手の親指と人差し指で輪を作り皮をのせ、その上に具をのせ、右手にスプーンを持ち、軽く握る様にして上から押さえ平らにし、まわりにひだを寄せながら包む。 焼売を手のひらにのせ、真ん中より上の部分をキュッとつまんでひきしめ底を平らにして形をととのえる。
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                |  | ※あればグリンピースをのせると色合いがよいでしょう。 |  |  
            
			
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					|  | 包み方【応用】 
 具をボール状に丸め、その上に焼売の皮をかぶせ手でうえからつまみ、裏かえして上を平らにして形をととのえる。
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					| ⑦ | 蒸し器のふたに布巾をかぶせ、クッキングペーパーを敷く |  |  
			
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					|  | 湯気の上がった蒸し器に焼売を並べ、強火で10分蒸す。皮が透き通り、肉がこんもりしたら出来上がり。 |  
					| ※中華セイロを使って蒸してもよいでしょう。 蓋を竹で編んでできており、蒸気が適度にぬける
 ので、ふきんを使わずに蒸すことができます。
 また、キッチンペーパーのかわりに、白菜や
 キャベツを敷いてその上に焼売を並べて蒸しても
 よいでしょう。
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| ☆焼売のバリエーション |  
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					|  | ひき肉に細かく刻んだえびを入れたり、帆立(缶)と缶汁をいれても風味が増して美味しくなります。 |  |  |  
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					|  | 【菊花焼売】焼売の皮を細く切り、丸めた焼売の具をころがして全体につける。焼売と同様に蒸す。
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					|  | 【餅米焼売】もち米を2時間浸水し、水気を切り、丸めた焼売の具をころがして全体につける。
 手にもって形を崩さないように全体をにぎり
 しっかりともち米をつける。焼売と同様に蒸す。
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  | 電子レンジで蒸す方法キャベツを手でちぎって皿にしき、焼売をのせる。ふんわりとラップをして電子レンジで加熱する。 |  | ※キャベツは洗って水気が少しついている位がよいでしょう。キャベツの水分と水気で蒸らし状態になってふっくら加熱できます。 |  
 
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