マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
ポテトサラダの作り方
もう一品ほしい時に、身近な材料で作れるサイドメニューです。
基本をふまえて、加える材料を変えればさまざまなアレンジを楽しめますし、
サンドイッチの具材にしてもおいしいです。
材料(4人分)
じゃが芋(男爵、キタアカリなど)…2個(約400g)、塩…少々、酢…小さじ1、
こしょう…少々、
きゅうり…1/2本、塩…ひとつまみ
にんじん…1/3本(約50g)、ハム…2枚、
コーン…大さじ3(約30g)、
マヨネーズ…大さじ5
調理時間の目安:約20分
作り方
1. じゃが芋はたわしで皮をよく洗い、1個を2~4等分に切る。にんじんは皮をむき、たて半分に切る。鍋にじゃが芋とにんじんを入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかける。竹串がすっと通るまで、約10~15分ゆでる。
  「かぶるくらいの水」という量は、じゃが芋が水から出ないくらいの水加減のことです。小さめのじゃが芋の場合は切らずに丸ごとゆでてください。じゃが芋の中にうまみやビタミンCが残り、ねっとりとした食感になります。
2. きゅうりは薄く小口切りにし、
塩をふって全体になじませる。
  塩の脱水効果で余分な水分が出てしんなりするので、じゃが芋となじみやすくなります。
下味をつける効果もあります。
3. にんじんは薄いいちょう切りにする。
4. ハムは横半分に切ってから、1cmの幅に切る。
5. ゆで上がったじゃが芋をザルに上げ、さわれるくらいに冷めたら皮をむく。ボウルに入れ、フォークやすりこぎなどを使ってつぶす。
  冷めると皮がむきにくくなるので、やけどに気を付けてできるだけ熱いうちに皮をむきましょう。じゃが芋の塊がなくなるまでつぶすとなめらかな食感に、塊が残った状態にとどめるとボリューム感のある仕上がりになります。
6. じゃが芋が熱いうちに塩、こしょう、酢を加えて混ぜる。
  冷めると味がなじみにくくなるので、熱いうちに下味を付けましょう。
この下味によってこの後加えるマヨネーズとの相性が一層よくなります。
7. きゅうりの水気をしぼり、6に加える。
8. にんじん、ハム、コーン、マヨネーズを加えて全体をよく混ぜ、器に盛る。
  じゃが芋にはでんぷんが含まれています。
でんぷんは冷えると老化を起こしますので、
作りたてをいただくほうがおいしく感じます。
【ポテトサラダに合う素材】
玉ねぎ(スライスやみじん切りにしたあと、10分くらい水にさらし、水けをきって)
ゆでたブロッコリーやアスパラガス
アボカド
クレソン(葉先は2~3cmに切り、茎は1cmの長さに切って)
りんご(皮付きのまま、いちょう切りにして)
ゆで卵(ややかためにゆで、粗くきざんで)
ツナ缶
スモークサーモン
プロセスチーズ
【じゃが芋の種類と食感の違い】
・男爵  ほくほくした食感で、煮崩れしやすい特徴があります。ポテトサラダ、コロッケ、マッシュポテトなどに向いています。
・メークイン  ねっとりとして崩れにくいので、シチューやカレーなどを作る際に、じゃが芋の形をしっかり残したい場合に適しています。ポテトサラダにする場合は、ゆでた後つぶさずに切って使うとよいでしょう。
・キタアカリ  男爵と同じくほくほくした食感で煮崩れしやすいです。男爵の品種改良で生まれましたが、ビタミンCの含有量は男爵より多いです。
・新じゃが  春先に出回る、皮が薄くみずみずしいじゃが芋です。水分が多いので、ポテトサラダにするとやや水っぽくなることがあります。ゆでた後はつぶさず、輪切りや拍子木切りなどにして、野菜や調味料と和える作り方がおすすめです。

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