マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
お箸の使い方
私達は日々の食生活の中で、日本料理の他にフランス、中国、イタリアなど世界各地の料理を食べていますが、世界的に見ると自国の料理以外を日常的に食べる食文化の国は珍しいそうです。
とは言っても、やはり普段の食事は日本料理(和食)が多く、箸を使って食事をすることが多くなります。
美しい箸の持ち方とマナーについて再確認してみてください。
【箸の選び方】
使いやすい箸の長さは手の大きさによって違います。
自分の手首から中指の先までの長さより少し長め(プラス3cmくらい)の箸を選びましょう。
【基本の持ち方】
上の箸は中指と人指し指で持ち、親指で支えます。
下の箸は薬指にのせ、動かさないように持ちます。
料理を挟んだりする時には上の箸だけを動かします。
箸は真ん中より少し後ろの方を持つと良いです。
【箸の取り上げ方】
1. 右手の親指、人さし指、中指で
箸の中央をつまむように持ち上げる。
2. 左手のひらの指先で箸を支える。
3. 右手を返し、正しく持つ。
4. 左手を外す。
食事中、箸を使わない時は箸置きに置きましょう。
茶碗や小鉢は箸を持たない方の手(右利きの方は左手)で持ちましょう。
【嫌い箸(きらいばし)】
食事中、してはいけない箸の使い方のことを嫌い箸または忌み箸(いみばし)といいます。
立て箸 ごはんに箸を突き立てること。仏箸とも言う。
仏式の葬儀の際、亡くなった方にご飯を捧げる方法。
箸渡し 箸でつまんだ料理を他の人が箸で受け取ること。合わせ箸、拾い箸ともいう。
さぐり箸 盛り付けられた料理の中から食べたいものを探すこと。
迷い箸 どの料理にしようかと料理の上で箸を動かすこと。
移り箸 いったん箸をつけた料理を食べるのを止め、他の料理を食べること。
空(から)箸 箸を一度料理につけたのに食べることをやめること。
刺し箸 料理に箸を突き刺すこと。
涙箸 箸の先から汁をたらすこと。箸が泣いているように見えるため。
もぎ箸 箸の先についたごはんや料理をなめてとること。
ねぶり箸 箸についたものをなめること。
渡し箸 箸を使わない間、食器に端をのせておくこと。
寄せ箸 箸で自分の手元に料理を引き寄せること。
持ち箸 箸を持った手で食器を持つこと。
受け箸 箸をもったまま、おかわりをすること。
かき込み箸 食器に口をつけて料理を口にかきこむこと。
指し(さし)箸 箸で人を指すこと。
違い箸 種類、材質の異なる箸を対にして使うこと。
叩き箸 箸で食器をたたいて音を出したり、人を呼ぶこと。

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